フェブスカイ（2007年生、母エイシンファンシー）

Feb Sky

2007.03.18

フェブスカイ（2007年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「２月の空」。毛色は鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時16歳）と交配したエイシンファンシーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高村牧場。戦績は、中央平地28戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、高村牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、釘田義広によって367.5万円で落札された。

湯窪幸雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月1日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフライトハーンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた5戦目は、2歳500万下のかえで賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたコスモセンサー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

11月21日、中3週で迎えた6戦目は、2歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、2歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

3歳（2010年）

3月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1200m 雨/不良）に出走。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた9戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた11戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月17日、中8週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（10戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、5着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（11戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

4歳（2011年）

10月15日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のネイヴルトウショウに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

12月4日、中1週で迎えた18戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

5歳（2012年）

1月5日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（12戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の八海山特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた21戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上1000万下の三木特別（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の知多特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の大須特別（中京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

6歳（2013年）

1月14日、中4週で迎えた26戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は国分優作騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の春日特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上1000万下の千里山特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。