カイマナエレエレ（2021年生、母キスミーワンス）

カイマナエレエレ（2021年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ブラックダイヤモンド(ハワイ語)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時7歳）と交配したキスミーワンスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ(一般C2 16)。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

12月9日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は396kg。15頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月17日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は398kg。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3歳（2024年）

2月24日、中9週で迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

4月27日、中8週で迎えた3戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

5月29日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

7月4日、中4週で迎えた5戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた8戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のボートレースびわこカップビーナスちゃん賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったダノンレーニアに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中2週で迎えた9戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコワンに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた10戦目は、高橋愛叶騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したカシノレッヒエルンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は及川烈騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったブルーストレイルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月9日、中3週で迎えた12戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川烈騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るスペースソニックを圧倒的な末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、博多和牛杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月11日、中6週で迎えた14戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた15戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた16戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた17戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金山昇馬騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で金山昇馬騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で金山昇馬騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったジーティーセイントに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で金山昇馬騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったハッピーギフトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月25日、中2週で迎えた21戦目は、アザレア賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で金山昇馬騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた22戦目は、かに座特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で金山昇馬騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

8月24日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で金山昇馬騎手（11戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で金山昇馬騎手（12戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るロトエンペラーを凄まじい末脚で半馬身差し切って2勝目を獲得した。

9月21日、中1週で迎えた25戦目は、てんびん座特選（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で金山昇馬騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた26戦目は、さがけいば×ウエストうどん賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で金山昇馬騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた27戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で金山昇馬騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた28戦目は、さがけいば×ウエストうどん賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で金山昇馬騎手（16戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた29戦目は、ヒガンバナ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で金山昇馬騎手（17戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた30戦目は、都一番の花魁おねーりーっ、ゆうぎり記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で金山昇馬騎手（18戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。