セフティーマオー（1995年生、母カミノイナズマ）

セフティーマオー（1995年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアーミジャー（当時5歳）と交配したカミノイナズマが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）平成ファーム。戦績は、中央平地27戦0勝2着1回、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の名古屋チャレンジカップメロン賞。

経歴

デビュー前

工藤嘉見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

11月1日、デビュー戦は菊沢隆仁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

3歳（1998年）

7月8日、約8か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップバニラ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイセイタローに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月9日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の堂島特別（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆仁騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆仁騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

9月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆仁騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

4歳（1999年）

3月10日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、名古屋チャレンジカップヴイーナス（E）賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢隆仁騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた9戦目は、名古屋チャレンジカップジュノ（E）賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で菊沢隆仁騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた10戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた11戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 雨/重）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着を確保した。

5月4日、中1週で迎えた12戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、瀬波特別（新潟(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤスアストラルから2馬身半差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（9戦1勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた14戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月17日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた18戦目は、白百合賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた19戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

9月7日、連闘で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップアポロ賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月25日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた21戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は白坂聡騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

12月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5歳（2000年）

1月6日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂聡騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

2月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップミューズ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月15日、中1週で迎えた25戦目は、名古屋チャレンジカップアキレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた26戦目は、名古屋チャレンジカッププロメテウス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた27戦目は、名古屋チャレンジカップオルフェウス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（11戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（12戦1勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（13戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、勝ったスリーファニーにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

6歳（2001年）

7月15日、約14か月半の休養明けで迎えた31戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

9月8日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた35戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた36戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月11日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた37戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

11月24日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた38戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。