レインドロップ（2007年生、母タニノピアス）

レインドロップ（2007年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は青毛。種牡馬のロサード（当時11歳）と交配したタニノピアスが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）山田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方25戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって94.5万円で落札された。

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

6月28日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

8月29日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月20日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

11月22日、中4週で迎えた8戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバテてしまい18着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた9戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイティハードに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（2010年）

1月3日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（金沢ダート1500m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた11戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったスノーヒルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月7日、中2週で迎えた12戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の中ちゃんお誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月18日、中0週で迎えた15戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた18戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝!ひろし&あんな結婚記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた20戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月5日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた25戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

8月11日、連闘で迎えた26戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた28戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた29戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた30戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた31戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C31（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般C29（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた33戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。