ヴィクトリアヒカリ（1991年生、母ヒカリクイーン）

ヴィクトリアヒカリ（1991年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時14歳）と交配したヒカリクイーンが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の一般B3 C1-4。

経歴

デビュー前

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

9月18日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で天間昭一騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。

3歳（1994年）

1月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で天間昭一騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた8戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

2月19日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、5着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は天間昭一騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

8月21日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（9戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（10戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（11戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

12月14日、中9週で迎えた16戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のメイホウショウリに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（1995年）

1月4日、中2週で迎えた17戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月13日、連闘で迎えた18戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、ききょう特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた19戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1-4（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1 C2-5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山克彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた23戦目は、舞木強騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3-5（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。