クイーンズワーフ（2021年生、母バーミーブリーズ）

クイーンズワーフ（2021年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「風が強いことで有名なウェリントンの地域名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルアイン（当時7歳）と交配したバーミーブリーズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月29日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟芝1400m 小雨/不良）に出走。馬体重は444kg。17頭立ての6番人気で大外17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

11月18日、中2週で迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい16着に敗れた。

3歳（2024年）

1月14日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったドンアレスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のクリノアドバンスに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月6日、中8週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのひめさゆり賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳1勝クラスの矢車賞（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

8月17日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

9月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

10月19日、中5週で迎えた9戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り小雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長浜鴻緒騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、かなり遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（2025年）

2月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入った。

3月1日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。