ザグレブスター（1998年生、母アイランドスイート）

ザグレブスター（1998年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のザグレブ（当時5歳）と交配したアイランドスイートが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はWing Farm。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C4 16。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

5月26日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた2戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊池憲太騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したモンタナガールを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

7月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菊池憲太騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2002年）

9月22日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、錦糸町駅南口地方競馬ファンクラブ賞（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた7戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートメガミから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山克彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山克彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月30日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2003年）

2月2日、中4週で迎えた11戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月4日、約5か月の休み明けで迎えた12戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C4 16（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のビコーエクセルに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月22日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、武尊山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた14戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4 14（高崎ダート1330m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4 13（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C4 13（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4 15（高崎ダート1330m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月22日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3 C4-10（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2004年）

1月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4-10（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5 18（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。