ルールアイ（1987年生、母ミスジヤルダン）

ルールアイ（1987年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタノダイオー（当時22歳）と交配したミスジヤルダンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野表牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方19戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の広島県馬主会会長賞。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

6月18日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は420kg。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

11月25日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月10日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

3歳（1990年）

1月6日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で芹沢純一騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

2月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で芹沢純一騎手（5戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2月11日、連闘で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた7戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で芹沢純一騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月4日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で芹沢純一騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で芹沢純一騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた10戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（阪神ダート1200m 小雨/重）に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月3日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、桑田規繁騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンニホンレデイから半馬身差の2着となった。

6月23日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑田規繁騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアクテイブエースをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

7月2日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系4歳（福山ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑田規繁騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑田規繁騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑田規繁騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、アラ系4歳（福山ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑田規繁騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月8日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた17戦目は、アラ系4歳（福山ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑田規繁騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑田規繁騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のメイジハンエイに3/4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月18日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑田規繁騎手（8戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑田規繁騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1991年）

1月4日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で桑田規繁騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で桑田規繁騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で桑田規繁騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、吉井勝宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシヤトーウイングに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

3月24日、中3週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井勝宏騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月15日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑田規繁騎手（13戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井勝宏騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井勝宏騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた29戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は桑田規繁騎手（14戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。