パラストルビー（1989年生、母パラストジョー）
Palast Ruby
1989.05.19
パラストルビー（1989年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロングリート（当時10歳）と交配したパラストジョーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
矢野幸夫厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1992年）
10月11日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
10月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のベップパレードをクビ差振り切って初白星を挙げた。
11月15日、中2週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
11月29日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。
4歳（1993年）
1月5日、中4週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。
1月31日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。
2月13日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。
2月28日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（6戦1勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。
3月20日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大西直宏騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。
7月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の村上特別（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた11戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。
8月29日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。