リュウノゲキリン（2017年生、母ケイアイミサイル）

リュウノゲキリン（2017年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「伝説上の竜の81枚の鱗のうち、1枚だけ逆さに生えたもの」。毛色は青鹿毛。種牡馬のグランプリボス（当時9歳）と交配したケイアイミサイルが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は浦河育成牧場。主な勝ち鞍は2019年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦河育成牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、二口雅一によって540万円で落札された。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

7月6日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキラットダイヤを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

9月28日、中9週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

12月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのさざんか賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

3歳（2020年）

1月11日、中3週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスの朱竹賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松岡正海騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

7月25日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

8月26日、中4週で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、レダ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2020年9月2日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2021年）

1月23日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2021年1月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。