マキシ（2020年生、母ラキシス）

Maxi

2020.03.02

マキシ（2020年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「マキシマム(最大限、最高の)の略語」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したラキシスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

辻野泰之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月24日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は504kg。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では稲妻のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

3歳（2023年）

1月22日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のウインルーティンをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

2月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、T.バシュロ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのフリージア賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り 小雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

6月25日、中6週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの城崎特別（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月21日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（3戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアメジストブラックに2馬身半の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

2月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

4月6日、中8週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの白鷺特別（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のダノンターキッシュに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。