サノノサルバドール（2023年生、母マイネクイーン）

サノノサルバドール（2023年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+救世主(西)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスマートファルコン（当時18歳）と交配したマイネクイーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原弘之。2025年のペリドット特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2025年）

5月27日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は422kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のベラジオソニックに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のビッグカレンルーフをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

8月30日、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

10月28日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサンキュー大介!木崎生誕39周年万馬券杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に57kgの斤量を背負って出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ピカピカピロコに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のいたつ誕生日記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のイネスティマブルに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月24日、中1週で迎えた7戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。