メイショウヒバリ（2017年生、母マイラッキー）

メイショウヒバリ（2017年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+雲雀、春を告げる鳥」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時21歳）と交配したマイラッキーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

2月15日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた2戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はテイエムレビューと並んで1着同着となった。

5月10日、中9週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

7月4日、中7週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/不良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で泉谷楓真騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入った。

7月25日、中2週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のプリンセスヨウクに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月16日、中2週で迎えた6戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

9月19日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの大府特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

11月1日、中5週で迎えた8戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に敗れた。

4歳（2021年）

3月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、5着を確保した。

4月18日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。

7月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた11戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

8月21日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のパドカトルに3馬身の差をつけて優勝

8月28日、連闘で迎えた13戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの釜山ステークス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた14戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの初風ステークス（中山ダート1200m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた15戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの下越ステークス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた16戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの秋嶺ステークス（東京ダート1300m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

11月7日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのフルーツラインカップ（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

5歳（2022年）

4月16日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのやまびこステークス（福島ダート1150m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は泉谷楓真騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

6歳（2023年）

1月7日、約9か月の休み明けで迎えた19戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの初春ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

3月4日、中7週で迎えた20戦目は、4歳以上3勝クラスのなにわステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

2023年3月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。