ワイドアリスト（1990年生、母ワイドアムール）

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

9月5日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（函館芝1000m 小雨/不良）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

3歳（1993年）

1月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

1月30日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた7戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

3月13日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた10戦目は、栩原一男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

5月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

5月15日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月5日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた15戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャロルキッドから1馬身半差の2着となった。

8月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた18戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた19戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月1日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。