タマモパステル（2012年生、母ムーランルージュ）

タマモパステル（2012年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋絵の具のパステル」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時11歳）と交配したムーランルージュが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野坂牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月6日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は404kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、コートシャルマンにアタマ差交わされて2着となった。

8月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はダンツメガヒットと並んで1着同着となった。

8月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月12日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定2歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた5戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（京都芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

3歳（2015年）

2月14日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は義英真騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

8月2日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。