セントカイザー（1990年生、母テシオシロー）

Saint Kaiser

1990.04.25

セントカイザー（1990年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラショウリ（当時15歳）と交配したテシオシローが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

石栗龍雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

9月6日、デビュー戦は出口明見騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で出口明見騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、パーフェクトゲームにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出口明見騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

3歳（1993年）

2月7日、中9週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るラブオブネーチャーを強烈な末脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

4月3日、中4週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

4月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。17頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

5月23日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。