アイスキャンドル（2012年生、母スターキャンドル）

アイスキャンドル（2012年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「氷＋ろうそく。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時11歳）と交配したスターキャンドルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地3戦1勝、地方10戦0勝。2015年の桜花賞(牝S1)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

10月26日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のバラブシュカをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

11月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳500万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦1勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って14着に終わった。

3歳（2015年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S2のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3月25日、中4週で迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

4歳（2016年）

1月3日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、松竹梅特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

1月19日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、犬吠埼賞（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた9戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、昇龍特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた10戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、アメジスト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた11戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた12戦目は、八丈島フリージア賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた13戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。