アニマルフルーツ（2021年生、母ラブフルーツ）

アニマルフルーツ（2021年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のAnimal Kingdom（当時13歳）と交配したラブフルーツが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はサンバマウンテンファーム。2023年のサファイア特別に勝利した他、2023年のウィナーズチャレンジ9で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、サンバマウンテンファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、サンバマウンテンファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、吉橋一美によって220万円で落札された。

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

6月14日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のテイルスピナーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月11日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのスフェーン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい7着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサッポロ生ビール黒ラベル特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月13日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのサファイア特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモタラゴンを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

10月10日、中3週で迎えた5戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのトルマリン特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

10月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ9（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2024年）

4月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた7戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夏端月特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。