カシノシャムロック（2009年生、母ダノンクラフト）

カシノシャムロック（2009年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋クローバー」。毛色は芦毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時11歳）と交配したダノンクラフトが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）仲野牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、仲野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって283.5万円で落札された。

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

10月15日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3歳（2012年）

7月4日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップドリアン賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月19日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた5戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた7戦目は、小山紗知伽騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 29（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。