タイゼウス（1983年生、母タイプライド）

Tai Zeus

1983.03.19

タイゼウス（1983年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイテエム（当時14歳）と交配したタイプライドが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

山崎彰義厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

4月19日、デビュー戦は4歳未出走（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は414kg。鞍上は小迫次男騎手。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

6月15日、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は岩戸孝樹騎手。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

6月29日、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

7月20日、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったミツワビクトリーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月17日、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月14日、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

9月27日、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テイキリージィに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月18日、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

11月2日、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は岩戸孝樹騎手。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったミズホスピードに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月15日、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

4歳（1987年）

2月14日、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

2月22日、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は川端義雄騎手。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

5月2日、牝馬限定の5歳以上400万下の胎内川特別（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6月20日、5歳以上400万下（福島芝2400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。