リトルウインディー（2020年生、母ラフィエスタ）

Little Windy

2020.02.18

リトルウインディー（2020年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛おしく強い風」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時9歳）と交配したラフィエスタが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は本桐牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月18日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

3歳（2023年）

1月9日、中2週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、デイズオブドリームに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のオリビアジュテームに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

4月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のリサリサに3馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。