リュウサンサン（2002年生、母ヤンチャ）

リュウサンサン（2002年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋燦々（きらきらと輝くさま）」。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時22歳）と交配したヤンチャが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は（有）笹川大晃牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹川大晃牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

11月13日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

11月27日、中1週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

3歳（2005年）

1月9日、中3週で迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

3月12日、中8週で迎えた5戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

4月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤年毅騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

5月1日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤年毅騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したファイティングアイを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキョウエイシェルにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

9月11日、中7週で迎えた11戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のサトノラオウをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月12日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

12月24日、中5週で迎えた14戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4歳（2006年）

3月5日、中9週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

4月22日、中6週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。