イチヨシパワー（1990年生、母ナンシンスピード）

イチヨシパワー（1990年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターローレル（当時8歳）と交配したナンシンスピードが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は屋附喜久男。戦績は、地方26戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は1993年のオパール特別(B1-1)。

経歴

デビュー前

高田功厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1992年）

10月21日、デビュー戦は青木智義騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（新潟(地)ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（新潟(地)ダート800m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクレーンゴールドから半馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木春雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワインフジに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1993年）

1月4日、中3週で迎えた5戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のハルノマイヒメをアタマ差制して優勝

4月10日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、アラ系4歳B1（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳B1（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイチフジタイガーに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

5月13日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳A2（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は青木智義騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルースキーから1馬身差の2着となった。

5月31日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクレーンゴールドに1馬身の差をつけて優勝

7月12日、中3週で迎えた11戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヂロホマレから5馬身差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンダービーから3馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた13戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアラブ4歳優駿（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったファストガバナーから半馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤテセイコーに1馬身の差をつけて5勝目を手にした。

9月19日、中1週で迎えた15戦目は、A.グリーヴス騎手を鞍上に迎えて、特別ブリリアントレディス賞（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた16戦目は、アラ系一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったティエヌウェンディから3馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミッチードリームに3馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のホクサイキングに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月12日、中3週で迎えた19戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤブサマリーから3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1994年）

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた22戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月15日、中3週で迎えた23戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた24戦目は、ルビー特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で蔵重浩一郎騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた25戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で蔵重浩一郎騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた26戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蔵重浩一郎騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。