グレートシングス（2015年生、母シャンハイソロン）

グレートシングス（2015年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「素晴らしい事」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時16歳）と交配したシャンハイソロンが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大滝康晴。主な勝ち鞍は2019年のともに翔ける2019 盛岡競馬開幕(一般C2十七)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大滝康晴から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって615.6万円で落札された。

新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

4月29日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

6月23日、中7週で迎えた2戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

9月29日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

11月24日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

4歳（2019年）

5月12日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、ともに翔ける2019 盛岡競馬開幕（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアイルグレイスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。