カトルジュール（2016年生、母パッシフローラ）

カトルジュール（2016年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「４日間（仏）。仏ダンケルクで開催される自転車レースの名称より」。毛色は芦毛。種牡馬のダンカーク（当時10歳）と交配したパッシフローラが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上C2 38。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

11月10日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

3歳（2019年）

1月6日、中7週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

3月9日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

4月29日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

6月30日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

8月11日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

9月14日、中4週で迎えた7戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のブルベアクレーマを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月5日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 37（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた11戦目は、ドリームシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた12戦目は、ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 38（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエレモフィラに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2020年）

1月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着を確保した。

1月19日、中1週で迎えた15戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた17戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、レディスヴィクトリーラウンド佐賀第1戦（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

3月8日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた20戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。