ベストキャット（2022年生、母ポーラーシェーン）

Best Cat

2022.04.17

ベストキャット（2022年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時11歳）と交配したポーラーシェーンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はプログレスファーム。主な勝ち鞍は2024年の笠松デビュー馬。

経歴

デビュー前

笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2024年）

6月21日、デビュー戦は渡辺竜也騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は438kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた2戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

10月24日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳戦の笠松デビュー馬（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキナッセイに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月19日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキョウエイウインドに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアキング（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

3歳（2025年）

1月9日、中3週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの笠松若駒杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

2月4日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金華特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

6月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月11日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦のばあちゃる記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の祝!龍弥&小都結婚記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったヤナギバネバギバにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の秋彼岸賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。