ツルオ（2002年生、母ツルマルヤエコー）

ツルオ（2002年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋男の子の『男』」。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時18歳）と交配したツルマルヤエコーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の2歳。

経歴

デビュー前

久保秀男厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

10月22日、デビュー戦は野崎武司騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブルーワレンダーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月4日、中5週で迎えた2戦目は、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦1勝）。17頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず17着に終わった。

3歳（2005年）

3月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

5月2日、中4週で迎えた4戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

10月13日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月20日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

4歳（2006年）

1月25日、中4週で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた9戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月21日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた14戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた15戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、がんばる競馬激励特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月4日、連闘で迎えた16戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般Eイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた17戦目は、一般E3（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月10日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般D9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。