パワープレイ（1996年生、母サクラコズエ）

Power Play

1996.05.29

パワープレイ（1996年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時17歳）と交配したサクラコズエが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）近藤牧場。戦績は、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、近藤牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、近藤牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、瀧石和弘によって861万円で落札された。

矢作和人厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1998年）

8月27日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったリワードコングレスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月2日、中4週で迎えた2戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月10日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のキタノランに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリワードコンガをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

3歳（1999年）

2月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の若駒特別（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦2勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。