マイヨブラン（2016年生、母ユキチャン）

マイヨブラン（2016年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ツールドフランスで与えられる白色のジャージ」。毛色は白毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時17歳）と交配したユキチャンが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2018年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,800万円（5.6万×500口）で一口馬主が募集された。

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

12月28日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は558kg。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサンマルベストに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2020年）

8月8日、約19か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

9月26日、中6週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月22日、中7週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5歳（2021年）

7月25日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

10月3日、中9週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。