トーセンクリーガー（2015年生、母トーセンスクリュー）

トーセンクリーガー（2015年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋戦士（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のトーセンロレンス（当時6歳）と交配したトーセンスクリューが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。主な勝ち鞍は2017年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

8月19日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

10月22日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、コズミックフォースに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイドインヘヴンに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

12月28日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳G1のホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で横山和生騎手（4戦1勝）。17頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

3歳（2018年）

1月6日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山和生騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3月4日、中7週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山和生騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で横山和生騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

4月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で横山和生騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ロードアクシスにアタマ差交わされて2着となった。

5月5日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で横山和生騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。端に立ち、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

11月11日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の西郷特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

4歳（2019年）

1月6日、中7週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた13戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月9日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（10戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の川俣特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（11戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた16戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

7月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2019年11月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。