ホウオウミニスター（2021年生、母アイアムキャツアイ）

Ho O Minister

2021.05.09

ホウオウミニスター（2021年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時18歳）と交配したアイアムキャツアイが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

新井清重厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2024年）

10月31日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた2戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビッグサンダーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月20日、中2週で迎えた3戦目は、馬い!盛岡藤原リンゴ記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、アラビアンパレスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2025年）

1月24日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、馬い!山武たがやす倶楽部記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のデイジーカプシーヌに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月12日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2六七八ウ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。