パレスシャトル（2001年生、母サーファーガール）

パレスシャトル（2001年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋羽（ｓｈｕｔｔｌｅ　ｃｏｃｋ）より」。毛色は栗毛。種牡馬のジェリ（当時9歳）と交配したサーファーガールが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般C16。

経歴

デビュー前

高木嘉夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

5月30日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。17頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

9月18日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。0着に終わった。

11月1日、中5週で迎えた3戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヒッサツワザを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中2週で迎えた4戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた5戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレードキンパイに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月29日、中1週で迎えた6戦目は、さざんか賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシンバートンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4歳（2005年）

5月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホッコーエンプレスに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサザンスターに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月1日、中9週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた10戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（6戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月22日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。