ブルーハイウェイ（1995年生、母ブルーベイブリッジ）

ブルーハイウェイ（1995年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリファーズウィッシュ（当時19歳）と交配したブルーベイブリッジが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、中央平地33戦4勝。主な勝ち鞍は1999年の安房特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

4月11日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

4月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、6着に終わった。

6月21日、中7週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカルメンをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月12日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のアマリリス賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の下総特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大塚栄三郎騎手（8戦1勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大塚栄三郎騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大塚栄三郎騎手（10戦1勝）。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大塚栄三郎騎手（11戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4歳（1999年）

1月24日、中5週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で大塚栄三郎騎手（12戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

2月28日、中4週で迎えた14戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の長良川特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のピープルヒーローをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

3月27日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（13戦1勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシンコウローレルを半馬身振り切って勝利をモノにする

4月17日、中2週で迎えた16戦目は、エイプリルステークス（中山芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（14戦2勝）。12頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の緑風ステークス（東京芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（15戦2勝）。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の安達太良ステークス（福島芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（16戦2勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の阿賀野川特別（新潟芝2200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（17戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた20戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の日豊特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

5歳（2000年）

1月6日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の東雲賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（18戦2勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の初茜賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（19戦2勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下の節分賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（20戦2勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

9月3日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上900万下の鹿野山特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（21戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のワールドカップをハナ差振り切って久方ぶりの一戦を制した。

10月1日、中3週で迎えた25戦目は、福島民報杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（22戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた26戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のテレビ静岡賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

6歳（2001年）

7月29日、約9か月半の休養明けで迎えた27戦目は、NSTオープン（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（23戦3勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上1600万下の天の川ステークス（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（24戦3勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上1600万下のニューマーケットカップ（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（25戦3勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のオクトーバーステークス（東京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（26戦3勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

7歳（2002年）

3月3日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた32戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のスピカステークス（中山芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3月31日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上1600万下の湾岸ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。