ダイヤビスマルク（1988年生、母サザンエクスプレス）

ダイヤビスマルク（1988年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレシテイシヨン（当時10歳）と交配したサザンエクスプレスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鵜木弘。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害1戦0勝、地方5戦3勝。主な勝ち鞍は1992年の一般C2。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月27日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4月7日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

6月1日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4歳（1992年）

4月25日、約11か月の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた6戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた9戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月27日、中7週で迎えた10戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンダイナーに約13馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月1日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサイコーハルナに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリトルリーダーに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

8月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1993年）

2月13日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。