スーサンハリケーン（2007年生、母グランドグリーン）

スーサンハリケーン（2007年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主の愛称＋暴風雨」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時15歳）と交配したグランドグリーンが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方6戦1勝2着1回。2010年の荒尾ほんなこつスプリントに勝利した他、2010年の佐賀どんどんどんスプリント特選で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

1月10日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

7月24日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

9月20日、中7週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月25日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた6戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた7戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの荒尾ほんなこつスプリント（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のエンシェントエイジに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、連闘で迎えた8戦目は、倉岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中0週で迎えた9戦目は、3歳オープンの佐賀どんどんどんスプリント特選（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したブラックガールに半馬身届かず2着に敗北した。

12月10日、連闘で迎えた10戦目は、荒尾どがしこ速かスプリント（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2011年）

1月16日、中4週で迎えた11戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、佐賀よかよかスプリント（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。