エルウェーアンジュ（1997年生、母Queen’s Coach）

経歴

デビュー前

2歳（1999年）

12月5日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた2戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入った。

3歳（2000年）

1月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

4月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月22日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオグリクェスチョンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

5月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のなでしこ賞（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で熊沢重文騎手（6戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に入った。

7月16日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で熊沢重文騎手（7戦1勝）。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で熊沢重文騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で熊沢重文騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で熊沢重文騎手（10戦1勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で熊沢重文騎手（11戦1勝）。17頭立ての12番人気で大外17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた15戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた16戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したニッポーセイウンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月17日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレディキャッツアイを差し切れず、2馬身差の2着となった。

4歳（2001年）

1月7日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 雪/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で畑端省吾騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

1月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で畑端省吾騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミルキーサイファを途轍もない末脚で半馬身差し切って2勝目を手に入れた。

2月3日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で畑端省吾騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の洲本特別（阪神ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（12戦1勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

3月10日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の伊丹特別（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（13戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

4月8日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下の神鍋特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（14戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた24戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の八ケ岳特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入った。

9月22日、約4か月半の休養明けで迎えた25戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は畑端省吾騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（15戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（16戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた28戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトゥースペシャルをアタマ差だけ差し切って雨下の激戦を制した。

11月25日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた30戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

5歳（2002年）

1月19日、中4週で迎えた31戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は畑端省吾騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた32戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の高瀬川特別（京都ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい14着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた33戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の伊丹特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた35戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の祇園特別（京都芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は高田潤騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上1000万下の桶狭間特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（3戦0勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上1000万下の水無月特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高田潤騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の文月特別（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は畑端省吾騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

9月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた41戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の鏑矢特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。14着に終わった。