スマートアクシオン（2019年生、母スマートオランプ）
Smart Axion
2019.04.29
スマートアクシオン（2019年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+素粒子名」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時18歳）と交配したスマートオランプが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田牧場。主な勝ち鞍は2022年の金沢芸妓特別(B1)。
経歴
デビュー前
角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2021年）
8月29日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は510kg。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。
9月18日、中2週で迎えた2戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。
10月3日、中1週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。
3歳（2022年）
1月19日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ アップル賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は角田大和騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。
3月22日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
4月19日、中3週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた6戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンナムジャにハナ差届かず2着に甘んじた。
5月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のブルースター特別 B特選（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ヤマカツハニーに半馬身交わされて2着に敗北した。
5月10日、連闘で迎えた8戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花菖蒲特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで止まることなく走り抜いたが、サクラマジックに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
6月7日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦の金沢芸妓特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイチゴを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。
6月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。
8月14日、中7週で迎えた11戦目は、3歳戦のSetsuさん全国競馬場巡り旅来場記念杯（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。
8月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦のゆかるんハピネスバースデー記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のカスターニャルーナを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。
9月23日、中3週で迎えた13戦目は、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。
10月16日、中2週で迎えた14戦目は、持田裕☆馬たくさん買いました記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。
11月1日、中1週で迎えた15戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、貴大から和泉へプロポーズ記念（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。
11月15日、中1週で迎えた16戦目は、咲夜あずさデビュー1.5周年記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のブラストワンダーを半馬身振り切って3勝目を奪取した。
デビュー前
井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。
デビュー前
井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。
4歳（2023年）
2月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
3月3日、中3週で迎えた18戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。
4月7日、中4週で迎えた19戦目は、シナモン賞（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。
5月18日、中5週で迎えた20戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、バニラ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
6月15日、中3週で迎えた21戦目は、ローズマリー賞（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったジョーカイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
7月6日、中2週で迎えた22戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
7月28日、中2週で迎えた23戦目は、バジル賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
デビュー前
佐藤博紀厩舎（川崎）へ入厩。
8月25日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、クミン賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。