バシマー（2003年生、母Bella Vitessa）

Basimah

2003.05.06

バシマー（2003年5月6日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「微笑む（アラビア語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のGrand Lodge（当時12歳）と交配したBella Vitessaが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上D6三。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

8月27日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

9月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

11月28日、中7週で迎えた3戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上D8一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上D8一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2007年）

1月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナリタチーフを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

2月13日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた8戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。