ルーセントタワー（2005年生、母サーチェルルージュ）

ルーセントタワー（2005年4月18日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時13歳）と交配したサーチェルルージュが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鈴木武蔵。戦績は、地方32戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の乙女ゆり特別( 牝)。

経歴

デビュー前

中村護厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2007年）

6月8日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。

10月29日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた3戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた5戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3歳（2008年）

1月16日、中2週で迎えた6戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

2月19日、中4週で迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、キョウエイサクセスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月10日、中2週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、緩やかなペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

3月26日、中1週で迎えた9戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のリンカーンクエストに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月8日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のフォーチュネイトアネモネ特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のポピー特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の菖蒲特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のあやめ特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のユスラウメ特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳戦の乙女ゆり特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るロイヤルクイーンを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って優勝

7月27日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定のハンデ戦のデネブ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた17戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトクローバー特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月2日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた18戦目は、3歳戦のフォーチュネイトりんどう特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、うお座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったフェスティヴモモに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般B3（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のコインドゴールドを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

11月3日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定3歳S2のロジータ記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた22戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、枯木立賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた23戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、イヤーエンド賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

4歳（2009年）

2月17日、中6週で迎えた24戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた25戦目は、花月賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（3戦2勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた26戦目は、八丈島フリージア賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（4戦2勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた27戦目は、北極星賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（5戦2勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はニジノムコウと並んで3着同着となった。

4月24日、中1週で迎えた28戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、緑風賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたデザートボス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中2週で迎えた29戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた30戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた31戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定戦のベガ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。