ヤスコダンサー（1984年生、母フアイブドウター）

Yasuko Dancer

1984.04.15

ヤスコダンサー（1984年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のファイブダンサー（当時7歳）と交配したフアイブドウターが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山内 鈴子。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

田中朋次郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

2月1日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のホルンスポートに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月22日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定4歳400万下のうぐいす賞（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

8月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝1200m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のカツブラボーに1馬身1/4の差をつけて久々の実戦を物にした。

8月15日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上400万下の噴火湾特別（函館芝1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

9月6日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上900万下の臥牛山特別（函館芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた6戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の多摩川特別（東京芝1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。