グロリアスヴァレー（2011年生、母タニノハイクレア）

グロリアスヴァレー（2011年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「壮麗な谷」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時12歳）と交配したタニノハイクレアが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳B10。

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月21日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は396kg。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3歳（2014年）

1月26日、中4週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

4月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた4戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

5月30日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた8戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた9戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラララを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月19日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。