カムイカル（2022年生、母エトピリカ）

Kamuy Kar

2022.03.14

カムイカル（2022年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「神の鳥(アイヌ語)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時9歳）と交配したエトピリカが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。主な勝ち鞍は2024年の梅澤真理子さん、金沢初MC記念。

経歴

デビュー前

福永祐一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月2日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月14日、中5週で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったベルビースタローンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた3戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のだれでもマイカーオープン記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の梅澤真理子さん、金沢初MC記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のグランツリッターをハナ差振り切って初白星を挙げた。

12月11日、中0週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3歳（2025年）

3月16日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から23kg戻して迎えた7戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若駒賞 ・実績馬（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の加賀手取川賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。