エナノメリー（1999年生、母アドマイアフレイム）

Enano Merry

1999.05.22

エナノメリー（1999年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメリーナイス（当時15歳）と交配したアドマイアフレイムが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は鹿戸 辰幸。戦績は、地方9戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

山下清春厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2002年）

1月11日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハッピーグリーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月21日、中0週で迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカイテキワカオに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

2月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のステッグマイヤーに1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

2月26日、中1週で迎えた4戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、トーヨーウンゼンに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

4月2日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

5月12日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

10月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のコガネモチをアタマ差振り切って久しぶりの実戦を物にした。

11月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。