クールスーペリア（2004年生、母デイリープラネット）

クールスーペリア（2004年5月17日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋優れた」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデヒア（当時13歳）と交配したデイリープラネットが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は久井牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方15戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、久井牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

7月16日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイスペースに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月14日、中7週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

11月25日、中5週で迎えた4戦目は、2歳500万下のベゴニア賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

3歳（2007年）

2月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

3月25日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り小雨/重）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた8戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい15着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた9戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3二（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るルンバボサノバを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。

7月25日、中1週で迎えた10戦目は、キリンありがとうひょうご!カップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったフセノオーに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、HBA協賛馬産地特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた12戦目は、南あわじ市淡路人形特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルラプタスにアタマ差交わされて2着となった。

10月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上A2一（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた15戦目は、楽天競馬特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月5日、中1週で迎えた16戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエイシンカンフーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月20日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

12月30日、中0週で迎えた18戦目は、3歳以上A2一（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に終わった。

4歳（2008年）

1月10日、中1週で迎えた19戦目は、兵庫の特産品特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上A2一（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた21戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1870m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上A2一（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

3月27日、中2週で迎えた23戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、スプリングウインド（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。