セレナデスタン（2007年生、母パワーランチ）

セレナデスタン（2007年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋運命（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンダンス（当時5歳）と交配したパワーランチが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨミネ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方8戦0勝。

経歴

デビュー前

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

12月26日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は426kg。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2010年）

2月7日、中5週で迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

2月21日、中1週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3月27日、中4週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2300m 曇/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたゴートゥザミラノ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では稲妻のようなを披露したが、4着に終わった。

4歳（2011年）

11月12日、約17か月の休み明けで迎えた10戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、種山ヶ原レース（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた11戦目は、優れた芸術岩谷堂箪笥レース（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた12戦目は、束稲山レース（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

5歳（2012年）

4月7日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、岩手日報杯（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、新緑賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた15戦目は、一完歩ずつ被災地の明るい未来に（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月30日、中5週で迎えた16戦目は、ひろのまきば天文台レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた17戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、レインボーカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。