タハラローズ（1986年生、母マツノローズⅡ）

Tahara Rose

1986.04.19

タハラローズ（1986年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青毛。種牡馬のアグネスホープ（当時11歳）と交配したマツノローズⅡが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は大隈 芳夫。戦績は、中央平地5戦0勝、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳。

経歴

デビュー前

武田作十郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

7月16日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1000m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた5戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

10月17日、中6週で迎えた6戦目は、森橋日出雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアリアケボーイに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月13日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森橋日出雄騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森橋日出雄騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、2歳戦の3歳優駿（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森橋日出雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（1989年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた10戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森橋日出雄騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で森橋日出雄騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森橋日出雄騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた13戦目は、飯島雄治騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクマガワクインに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。