ホーマンキセキ（2002年生、母フロムアファー）

Homan Kiseki

2002.02.20

ホーマンキセキ（2002年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時10歳）と交配したフロムアファーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション 白老ファーム 。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白老ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、久保久人によって2,152.5万円で落札された。

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

1月30日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヤマカツピレネー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

2月26日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

5月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

7月24日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

8月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（7戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

4歳（2006年）

1月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノイチモンジに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。