アテナシチー（1998年生、母キャッツアイシチー）

Athena City

1998.04.01

アテナシチー（1998年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のナリタブライアン（当時7歳）と交配したキャッツアイシチーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川田中牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額2,200万円（4.4万×500口）で一口馬主が募集された。

中尾謙太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月27日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

2月17日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた3戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林慎一郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、サマニノホシにアタマ差交わされて2着となった。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林慎一郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月25日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。