マリナー（2014年生、母エクスラヴィータ）

Mariner

2014.03.21

マリナー（2014年3月21日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時9歳）と交配したエクスラヴィータが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。主な勝ち鞍は2018年の名古屋チャレンジカップ ヴェスタ賞(一般)。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 10戦3勝 [3-0-0-7/10]
• 総賞金 国内: 152万円
• 生年月日: 2014年3月21日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: セン
• 毛色: 栗毛
• 厩舎: 千田輝彦 栗東
• 馬主: 前原敏行
• 生産者: （株）チャンピオンズファーム
• 抹消情報: 中央：2019年1月31日抹消; 地方：2018年9月19日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 7馬身

ベストレース

• レース名: 名古屋チャレンジカップ ヴェスタ賞
• 日付/馬齢: 2018年9月12日/4歳
• コース: 名古屋ダート1400m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 7.8倍/3番人気
• 馬番/頭数: 1番/10頭
• 天候: 曇 21.9℃
• 馬場状態/馬場速度: 重/稍遅
• レースラップ: 平均=12.3
• 通過順位: 2-2-2-1
• 馬体重 増減: 480kg -10
• 出走間隔: 約4か月半の休養明け
• 騎手 斤量: 筒井勇介 57.0kg

血統

概要

母のエクスラヴィータは中央平地5戦0勝。祖母のシンシンパッションは中央3勝（中山ダ[2勝:1200m],小倉ダ[1000m]）。曾祖母のビューチフルロマンは中央6勝（東京芝[1800m],東京ダ[2勝:1200-1400m],中山ダ[2勝:1800m],新潟ダ[1700m]）。父のディープスカイは中央G1・2勝（東京芝[2勝:1600-2400m]）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
牡	Northern Dancer	5×6*6*7	7.03%
牡	Graustark	5×7	3.9%
牡	Nearctic	6×5*7*7	6.25%
牡	Native Dancer	7×6*7	3.12%
牡	Nasrullah	7*7*7×7*7*7	4.68%
牡	Crafty Admiral	7×7	1.56%
牡S	Bold Ruler	6*6*6	4.68%
牡S	Princequillo	6*7	2.34%
牡S	Tenerani	7*7	1.56%
牡M	Mr. Prospector	4*5	9.37%
牡M	Buckpasser	6*7	2.34%
牡M	Never Bend	6*7	2.34%
牝S	Miss Carmie	5*6	4.68%
牝S	Almahmoud	6*7	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 アグネスタキオン 1998 （JPN）		サンデーサイレンス 1986 （USA）	Halo	Hail to Reason
				Cosmah
			Wishing Well	Understanding
				Mountain Flower
		アグネスフローラ 1987 （JPN）	ロイヤルスキー	Raja Baba
				Coz o'Nijinsky
父 ディープスカイ 2005 （JPN）			アグネスレディー	リマンド
				イコマエイカン
		Chief's Crown 1982 （USA）	Danzig	Northern Dancer
				Pas de Nom
父の母 アビ 1995 （GB）			Six Crowns	Secretariat
				Chris Evert
		Carmelized 1990 （CAN）	Key to the Mint	Graustark
				Key Bridge
			Carmelize	Cornish Prince
				Miss Carmie
母の父 キングカメハメハ 2001 （JPN）		Kingmambo 1990 （USA）	Mr. Prospector	Raise a Native
				Gold Digger
			Miesque	Nureyev
				Pasadoble
		マンファス 1991 （IRE）	ラストタイクーン	トライマイベスト
				Mill Princess
母 エクスラヴィータ 2009 （JPN）			Pilot Bird	Blakeney
				The Dancer
		ヘクタープロテクター 1988 （USA）	Woodman	Mr. Prospector
				プレイメイト
母の母 シンシンパッション 1996 （JPN）			Korveya	Riverman
				Konafa
		ビューチフルロマン 1986 （JPN）	ノノアルコ	Nearctic
				Seximee
			ビクトリアクラウン	フアバージ
				ワールドハヤブサ

血統分類

• サイアーライン: サンデーサイレンス系
• ファミリーナンバー: 12

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2018/12/01 阪神	ダ1400m 良 晴	3歳以上1000万下	アディラート 0.9	5 / 15	2枠 4番	丹内祐次	57kg	286.7	14人	9-9	36.0 / 35.7	484	-6
2018/10/27 京都	ダ1400m 良 晴	3歳以上1000万下	ニホンピロタイド 1.0	8 / 16	2枠 4番	秋山真一郎	57kg	158.9	13人	15-14	35.9 / 37.6	490	+10
2018/09/12 名古屋	ダ1400m 重 曇	名古屋チャレンジカップ ヴェスタ賞	(アスカノハヤテ) -0.3	1 / 10	1枠 1番	筒井勇介	57kg	7.8	3人	2-2-2-1	38.5	480	-10
2018/05/19 新潟	ダ1200m 重 雨	4歳以上500万下	カガヤクミナノユメ 1.2	13 / 15	3枠 4番	川須栄彦	57kg	145.6	15人	15-15	36.4 / 35.4	490	+8
2017/10/26 名古屋	ダ1400m 重 晴	3歳	(オースタラ) -1.5	1 / 10	5枠 5番	柿原翔	56kg	1.2	1人	4-4-3-2	38.4	482	+4
2017/10/12 笠松	ダ1400m 良 曇	3歳	(セイソ) -0.9	1 / 10	4枠 4番	柿原翔	56kg	1.4	1人	10-7-2-1	37.1	478	0
2017/09/10 阪神	ダ1800m 良 晴	3歳未勝利	ビッグアイランド 0.8	5 / 16	4枠 8番	中谷雄太	56kg	43.8	7人	7-7-8-7	38.1 / 38.1	478	-8
2017/07/29 小倉	ダ1700m 良 晴	3歳未勝利	エイシンスペード 3.2	9 / 16	6枠 11番	中谷雄太	56kg	41.0	10人	9-10-11-11	41.1 / 37.0	486	+8
2017/01/29 京都	ダ1800m 良 曇	3歳未勝利	ボナパルト 1.6	6 / 15	6枠 11番	国分優作	56kg	76.0	10人	7-7-6-6	39.6 / 37.5	478	-2
2016/10/01 阪神	ダ1800m 重 曇	2歳未勝利	シロニイ 1.9	11 / 16	7枠 14番	中谷雄太	55kg	87.3	11人	16-16-16-16	38.7 / 38.5	480	+4
2016/09/11 阪神	芝2000m 良 晴	2歳新馬	メリオラ 2.6	8 / 9	4枠 4番	中谷雄太	54kg	94.7	9人	3-3-4-3	36.6 / 38.7	476

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

松下武士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

9月11日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3歳（2017年）

1月29日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月29日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

10月12日、中4週で迎えた6戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイソに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオースタラに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2018年）

5月19日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

9月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップ ヴェスタ賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアスカノハヤテに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月27日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月1日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。