エバープレゼント（2001年生、母エヴァーバンダム）

エバープレゼント（2001年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「常に存在する」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時7歳）と交配したエヴァーバンダムが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

7月12日、デビュー戦は北村浩平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は398kg。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（函館芝1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

9月28日、中7週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したマイティキャプテンに半馬身届かず2着に敗北した。

10月5日、連闘で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

12月14日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

12月27日、中1週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

3歳（2004年）

4月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月22日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、6着に終わった。

6月26日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は加藤士津八騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加藤士津八騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

9月12日、中5週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で加藤士津八騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

10月3日、中2週で迎えた13戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。